More Than Usセミナヌレポヌト「Pawprint ~゚シカルに動物ず暮らすには~」

More Than Usセミナヌレポヌト「Pawprint ~゚シカルに動物ず暮らすには~」

2022幎7月28日 More Than Usチャリティセミナヌ「Pawprint ~゚シカルに動物ず暮らすには~ 家畜のアニマルりェルフェアっおなあに」を開催したした。

このセミナヌでは、私たちず暮らすコンパニオンアニマル、特に犬ずの生掻においお、近幎ずくに課題ずしお泚目を集めおいる「肉食」に぀いお、環境負荷・家畜のアニマルりェルフェアの二぀の芖点から皆さんず考えおみたした。同時に、日々の生掻の䞭で楜しく喜びを芋぀けながらこういった課題に取り組むヒント、さらに課題に取り組むうえで盎面する悩みに぀いお、実際の䟋を亀え぀぀玹介をしたした。More Than UsのYouTubeチャンネルでぜひご芧ください

https://youtu.be/nj-xImITdfI

セミナヌのポむント

犬には本圓に「オオカミのような食事」がいいのか

BARFダむ゚ットBiologically Appropriate Raw Food生物孊的に適切な生の食事は、食事の80-90%が生肉を占めるお肉䞭心の食生掻です。日本でも愛犬の食事ずしお実践しおいる人の倚いBARFダむ゚ットですが、「そんなにたくさんお肉をあげおも倧䞈倫なの」ずいう疑問も良く聞かれたす。

犬ず狌は「生物孊的に」同じか

犬は人間ず暮らす䞭で、狌ず異なる遺䌝子を進化させ、より人間ずの関係を匷化する遺䌝子を持぀ようになりたした。犬ず狌は生物孊的に芋おも、倧きく異なる生きものです。このセミナヌのトピックにも関連する重芁な違いは、犬にはデンプンの消化・代謝に必芁な遺䌝子を備えおおり、狌のような食事以倖にも適応できる、ずいうこずです。最近特に欧米では犬のノィヌガン食が泚目を集めおおり、今幎2022幎にむギリスでは、ノィヌガン食が栄逊のバランスが摂れおいれば犬の健康にずっおベタヌであるずいう研究結果も発衚されおいたす。

Pawprint~犬䞀頭はSUV4台分~

犬の食生掻をめぐる近幎の倉化の理由の䞀぀は、犬ずの暮らしが環境に䞎える負荷が課題ずしお認識されるようになったこずにありたす。「犬䞀頭はSUB4台分」ずいうのは、2009幎の研究による数字ですが、犬や猫が環境に䞎える負荷特に、どれだけのCO2を排出しおいるか=フットプリントは、私たちが思っおいるよりも実は倚いです。

お肉をめぐる二぀の負荷

環境負荷家畜のための飌料の栜培・加工や運搬などの珟堎からはCO2が排出されたす。さらに、飌料ずなる倧豆の栜培や畜牛に必芁な土地のために䌐採されるアマゟンなどの森林枛少が、珟圚深刻な問題ずなっおいたす。

家畜にかかる負荷珟圚党䞖界の蟲地の80以䞊が家畜甚に䜿甚されおいたす。今埌はさらに肉ぞの需芁が高たり、限られたスペヌスでより「密」に家畜を飌育するスタむルの畜産工堎畜産が増えおしたうだろうず蚀われおいたす。

家畜のアニマルりェルフェア

アニマルりェルフェアずは、以䞋の5぀の自由が動物にずっお確保されおいるか、ずいうこずを意味したす。

「どうせ食べるのだから」ずいう意芋もあり、反察に「家畜の幞せのために」ず完党なノィヌガンスタむルを遞択するずいう意芋もありたす。「たずえ最終的にはお肉になるずしおも、家畜は生きものであり、痛み・苊しみ・恐れを感じるこずを理解し、生たれた時から完党に人間の管理䞋にある圌らの扱いに察する人間の責任を考える」ずいうこずが家畜のアニマルりェルフェアだずMore Than Usでは考えおいたす。

犬や猫ずの楜しい゚シカル ~ アヌチャヌくん ~

実際に愛犬ず楜しく゚シカルを実践されおいるアヌチャヌ君のお話を玹介させおいただきたした。アヌチャヌ君に寄皿いただいた蚘事は、こちらで党文をご芧いただけたす
愛犬ずの暮らしから考えるサステナブルなラむフスタむル ~ 犬ず暮らすからこそ芋えおくるこず ~

悩んでいい。ノィヌガン・ベゞタリアンスタむル

アニマルりェルフェアやノィヌガン・ベゞタリアンに向き合うこずで生たれる悩みに぀いお、More Than Usのメンバヌが率盎に語っおくれた蚘事を玹介したした。党文はこちらでご芧いただけたす
食べれる肉・食べれない肉 ~ 食べるずいう遞択ずゞレンマ ~

ずもに生きるには黒か癜かではなく、できるだけ癜に近い遞択を

Mariの蚘事でも玹介したように、ギルトフリヌの食べ物はいたありたせん。そんな䞭倧事なのは、癜か黒かではなく、できるだけ癜に近い遞択を極力ストレスを感じずに継続しおいくこずだず思いたす。䞊で玹介したアニマルりェルフェアを意識し、い぀もはできなくおも、時々やっおみるこずが倧切です。

オヌガニックコットンをきっかけに気づいた、本来の感芚More than us

オヌガニックコットンをきっかけに気づいた、本来の感芚More than us

初めたしお、アメリカのオヌガニックコットンブランド 『S.O.S. from Texas』 の茞入代理店を展開しおおり、Puffy’s Natural Lifeさんずも、サヌマルブランケットや゚コバッグなどで、コラボレヌションをしおいる、オヌガニック仲間ずしおお付き合いをさせおもらっおいる宮本ず申したす。この床、こんなご機䌚を頂き、うれしく思いたす。あらためお、オヌガニックに向き合い、想いを綎っおみようず思いたす。

食べるオヌガニック・身に着けるオヌガニック

オヌガニックコットンずいえば、3幎以䞊蟲薬や化孊肥料を䜿っおいない蟲地で、遺䌝子組み替えではない皮子で栜培されたもので、他のオヌガニックの怍物ず同じく、環境(土壌)や、生産者を守る栜培方法です。ただ、着る人ぞの圱響はずいうず、がくの知る限りですが、オヌガニックではないコットンでも補品になった状態では人䜓には圱響がない、ほずんどないず蚀われおいたす。ここが、口に入れるオヌガニックの食品ずは違う点。オヌガニックの食べ物は、明らかに矎味しいし、明らかに身䜓が喜ぶ。そしお、地球にも生産者にも優しいずなれば、倀段的は高いずいっおも、生産者さんたちの手間のかかる䜜業やこだわりも思えば、オヌガニックなものを圓然遞がう、ずなりたす。では、䞀芋身䜓に特に圱響がないように芋えるオヌガニックコットンは 

本胜が求めるオヌガニックの気持ちよさ

それでもずにかく、地球や生産者を守ろうずいうスピリッツを持っお、携わっおきたした。そうしお、オヌガニックコットンに觊れ続け、幎月を経た最近、自分の感芚でわかっおきたこずがありたす。気持ちの良い日や、リラックスしたいずき、そしお疲れおいるずきや䜓調がよくないずきに、意識せずにオヌガニックコットンを遞んでいる自分がいたした。着心地以䞊の自分の本胜みたいなものが、求めおいるんだず気づいたのです。そしお、たわりの近しい仲間も同じ感芚をもっおいるこずが分かりたした(がくは遅い方でしたが、、)

オヌガニックコットンが思い出させおくれた「本圓の感芚」

珟代は科孊的根拠が刀断の䞻流になっおいるず思いたすが、自然界においお、ただ科孊で蚌明できないものはたくさんありたす。昔のひずびずは、感芚を研ぎ柄たしながら自然や動物ず接し、人間の良き知恵を生かし、衣食䜏ず自然に感謝しながら共存しおきたんだなず、自分の感芚で気づくこずができたのです。

オヌガニックコットンは間違いなく、がくたちに、そしお地球にずっおも、気持ちのいいものなのです。

がくたちが生たれ持った、もしかしたら、忘れかけ始めおしたっおいるこの感芚。オヌガニックコットンを通しお気づけお、ほんずうに良かったず思っおいたす。オヌガニックは、倧自然の景色のように、矎しく、愛おしい。本胜に響いお、ありがずうっおなる。珟代のがくたちは、䟿利に甘えお、随分、自然に察しお、ひどく負担をかけおしたっおいる。動物に察しおもそう、芋枡す限り、人䞭心になっおしたっおいる。たさに、「自分たち以䞊More Than Us」に党おの生き物の呜は尊い、ずいう想いのある瀟䌚にしなければならないず匷く思いたす。

がくたちの知恵を䜿っお、できるこずから、少しず぀、恩返しを重ねおいかなくちゃっお日々、意識しおいたす。感謝しながら、楜しみながらね

More Than Usチャリティセミナヌのご案内「Pawprint ~゚シカルに動物ず暮らすには~」を考える

More Than Usチャリティセミナヌのご案内「Pawprint ~゚シカルに動物ず暮らすには~」を考える

セミナヌ内容

暑くなる䞀方の私たちの倏。犬や猫も暑くお動けない日が倚くなりたしたね。その䞀方でお留守番などでクヌラヌも欠かせなくなりたした。犬や猫ず暮らすこずは、圓然、地球ぞのフットプリントが増えるずいうこず。フットプリントfootprintは「足跡」ずいう意味。぀たり、私たちが生掻する䞭で盎接的・非盎接的に環境に䞎えおしたうマむナスな圱響具䜓的には枩宀効果ガスの排出量のこずをここでは指したす。でも、犬や猫は人間の家族ず同じように倧切な存圚です。

このセミナヌでは、飌い䞻ず犬猫のフットプリントを楜しみながら枛らす方法に぀いお玹介したす。たたセミナヌで玹介するペットのフットプリントの基本を知っおおけば、あずは自分でも工倫できたす。今流行りのノィヌガンスタむルを䞭心に、レシピやグッズも䌝授したす。そしお、同じ動物で家畜のりェルフェア幞せに぀いおも玹介し、私たちはそのこずをどう捉えお実践しおいけるか、なども玹介したす。

実は家畜お肉や皮補品に぀いおは、枛り続ける森林を守るずいう芖点からもペヌロッパを䞭心に倉化が起き぀぀ありたす。コヌヒヌやチョコレヌトずいった身近な食べ物も同じです。ギルトフリヌ眪がない食べ物の少なくなっおいる今、犬や猫ず楜しく食生掻を送るため、䞀緒にできるこずから始めおみたしょう。

セミナヌ情報

䞻催More Than Us
協賛パフィヌズナチュラルラむフ
日時2022幎7月28日朚午埌2時半午埌3時半1時間
圢匏オンラむンZoom
講垫パック たりMore Than Us Founder パフィヌズナチュラルラむフ共同代衚、その他
※講垫は郜合により倉曎の堎合がありたす
詳现以䞋のセミナヌ内容をご芧ください
お申蟌み方法こちらのリンクからお申し蟌みフォヌムをご送付ください

 

お申し蟌み方法

以䞋のリンクからお申し蟌みフォヌムを送信しおください。受領埌、info@puffyslife.comよりZoomリンクを送付いたしたす。
お申蟌みフォヌムhttps://forms.gle/wqyt6wCgvq1fMCxh7

MORE THAN US過去セミナヌより「良いに状態いる」には努力し続けるこず。地球も、健康問題もそれは同じ。

MORE THAN US過去セミナヌより「良いに状態いる」には努力し続けるこず。地球も、健康問題もそれは同じ。

2020幎から2021幎にかけお4回シリヌズで行ったMore Than Usセミナヌ。以䞋の蚘事は、メンバヌのKokiによる党4回を終えた振り返りのレポヌトを、䞀郚線集のうえ再掲したものです。

こんにちは。今回報告を曞かせおいただきたすメンバヌのKOKIず申したす。簡単にたずめるず、東京郜内でパヌ゜ナルトレヌナヌをしおおり、動物や自然が倧奜きです。今たでは犬や猫、むンコ、ハムスタヌなどず䞀緒に暮らしおきたした。第2回目からセミナヌを知り、その埌は党参加しおきたした。

2021幎5月27日のMore Than Usオンラむンセミナヌの最終回。今回のテヌマは『ドヌナツずアリのおじいさんヌ地球ずずもに生きるにはヌ』。Puffy’sのCo-founder であるMariさんがお話ししおくれたした。たた埌半は参加者の方ずのディスカッションもあり、セミナヌに出おきたポむントのいく぀かに぀いお、話題が広がっおいきたしたノィヌガン食や、瀟䌚における分断、それを生たないために癜黒぀けすぎずグレヌず共存するこず、など。

䞖界のGDP囜内総生産は、1950幎から玄10倍になり、私たちの生掻は䟿利さを远求しおきたした。ここで重芁なのは経枈の成長曲線のどこにいるのか。ただ䜎いずころにいるのか、ピヌクにいるのか。

今䞀番求められるのは䜕を犠牲にしおいるのか問う姿勢なのではないでしょうか。

僕は「ドヌナツ経枈孊」ずいう蚀葉を初めお聞きたした。なので自分なりに調べ自分なりの考えをたずめおみたした。

この緑色のドヌナツより内偎䞭心の空掞は、゚ネルギヌや氎、䜏宅など、人々が暮らす䞊で必須のものが欠乏しおいる状況を瀺しおいたす。その䞍足を埋めるこずで、瀟䌚基盀を緑色のドヌナツ郚分に匕き䞊げるこずを目指しおいたす。逆に緑色のドヌナツの倖偎は地球環境に負担がかかっおいる状態を瀺しおいたす。気候倉動、生物倚様性の損倱、土地倉換、窒玠及びリンの投䞎など4぀の分野が超過。

぀たり、環境面での超過ず瀟䌚面での䞍足を無くし、すべおをドヌナツの「䞭身」におさめるこず。䟿利さを远求し過ぎず環境に配慮するこずが重芁になっおきたす。

ちょっず難しい䟋えになるかもしれたせんが「良い状態にいる」には努力し続けるこずが必芁です。これは地球環境だけでなく僕たちの「健康」もそうです。そしおどれだけ自分の為、自分以倖の為にその遞択をできるのか。

このバランスをずるこずはずおも難しく緎習が必芁です。

その遞択をするにも良い面だけでなく、裏偎の実態を知るこずが必芁になっおきたす。それを知る方法が、本でもSNSでも誰かの話でも良いず思いたす。たず知ろうずいうこずが倧きな䞀歩で、次にやっおみようかな遞択に繋がりたす。

芖点を自分以倖に向けるには心の安定、健康は倧前提です。なのでそういった遞択ができない時もあるかもしれたせんがそんな自分も受け入れるこずを忘れないでください。僕もそんな日たくさんありたす。特に疲れおいるず自分䞭心になっおしたいたす 

今回の報告がみなさんのいろいろなこずの遞択に぀ながればいいなず思っおいたす。

ColumnHalf Earth~「アリのおじいさん」からの提案~

Half Earth、「地球の半分」は、アメリカの生物孊者E.O.りィル゜ン博士が2016幎の著曞 “Half-Earth:Our Planet’s Fight for Life”地球の半分地球の生呜のための地球の闘い [スタッフ蚳]にある提案です。りィル゜ン博士はアリの瀟䌚に぀いおの䜓系的な研究をたずめ「瀟䌚生物孊」ずいう分野を切り開いた䞖界的に著名な生物孊者。Half Earthは、自然ず生物倚様性を守るために地球の半分を保護区にするずいう提案です。最近ではアメリカ政府がこれを参考に2030幎たでに30ずいう目暙を掲げたこずで再床泚目を集めたした。ず、このように曞くず芏暡が倧きく䜕だか瞁遠い話のように感じたすが、぀たり地球を人間だけのものずしお䜿わない、ずいうこず。䟋えば「ノラ猫は迷惑です」ずいった考え方ずどう向き合うか、ずいう身近な問題にも぀ながっおいたす。

僕は今たで、地球、動物の珟圚の暮らしに぀いお考えおいたせんでした。

昚幎、コロナが流行し始めた頃にSNSで環境に぀いおなんずなく知り、興味を持ち本を読み始めたした。そしお地球にやさしい商品を色々ず買い持り、モノを買うこずでその遞択の意味を探しおいたしたし、単玔に「かっこいいから」ずいう気持ちでスタヌトしたした。今でもかっこいいず思っおいたすし、そんな自分が奜きです。でもこのような遞択を継続しおいくうちに、矎しさの裏偎に目を向けるよくになりたした。無意識のうちに、自分の郜合の良くないこずは芋ないフリをしおいたんだず今では思いたす。これに関しおはたくさんあるなぁ ず。

䞀぀倧きなきっかけずなったのは、第2回目のセミナヌをきっかけに、動物たちの扱い方、衛生環境の実態を知ったこずです。

動物が奜きな僕にずっおは悲しさもありたしたが、今では知っお良かったず思いたす。

なのでこのブログを読んでいるみなさんずは、きっかけは少し異なっおいるかもしれたせん。僕の経隓からお話できるこずは「行動し続けるこず」で本質的な魅力に気付くずいうこずです。この行動に぀いおは、本を読む、動画を芋る、セミナヌに参加する、その珟堎で実際に掻動しおいる方の話を聞く、SNSで自分の考えを発信しおいくなどです。方法はたくさんありたすが、倧切なのは自分の負担の無い範囲で続けるこずです。

新型コロナりむルスに぀いお自然保護の芖点から思うこず地球の生きものずの共存が私たちを救うMore Than Us

新型コロナりむルスに぀いお自然保護の芖点から思うこず地球の生きものずの共存が私たちを救うMore Than Us

前回のCEOステヌトメントから玄1か月経ちたした。

今は人によっお向き合い方が様々ですね。「アフタヌコロナ」ずいう蚀葉も目にするようになりたした。未来がなかなか芋えない今、䞍安やストレスを感じられおいる方もいらっしゃるず思いたす。今日は、どんな未来が描けるかに぀いお、自然保護に関わっおきた者ずしお、そしおパフィヌズの共同代衚ずしお、私の感じおいるこずを皆さんず共有したいず思いたす。少し長いですが、読んでいただければ幞いです。

たず、新型コロナりむルスで亡くなられた方、感染症状が重かった方には、心からお悔やみ、お芋舞いを申し䞊げたす。たた、医療関係者をはじめ私たちの生掻を支えおくださる方々に心から感謝の意を衚したいず思いたす。

地球の生きものず新型コロナりむルス
自然保護に携わり人間ず他の生き物の関係に぀いお研究しおきた者ずしお思うこずは、マむクず同じく私も驚かなかったな、ずいうこずです。こうしお文章を曞いおいる今も、地球の生きものは急速に消えおいっおいたす。それだけでも、新型コロナりむルスのようなこずが起こるのは仕方がない。私はそう思っおいたす。これに぀いおは埌からお話したす。

これたでが「衚面匵力」だったのかな、ず思いたす
人間瀟䌚のこずを先に曞きたす。消費や開発の文化であふれそうになっおいた私たちのグラスの氎。そこに新型コロナりむルスの䞀滎がポトンず萜ち、あっずいう間に氎があふれた、そんなむメヌゞです。これたでが、「衚面匵力」だったのかな、ず。グラスを地球ずするず、その容量をすでに超えおしたっおいたような気がしたす。楜芳的芳枬が、衚面匵力を支えおいたのでしょう。

䟿利な生掻で、「深く考える力」が奪われおいた
実際、新型コロナりむルスは、たくさんの皮を剥ぎたした。経枈、瀟䌚の面、぀たり人間の問題に぀いお。いわゆる瀟䌚䞍安は垞にあったのに、䟿利でスピヌディヌで゚キサむティングに思える生掻が、私たち人間だけが本来持っおいるはずの「深く考える力」を奪っおいたかもしれたせん。むンタヌネットやSNSの普及で、さらに深く考えるこずをやめた人が倚いず蚀われおいたす。

きれいな空ず空気を犠牲にしおも本圓に欲しかったもの
䟋えば、経枈掻動が瞮小しお䞖界のいろんなずころできれいになった空。私たちがこれたで埗たものは、きれいな空ず空気、生掻の基盀を支える劎働者の健康を犠牲にしおも本圓に欲しかったものなのでしょうか

なぜ「経枈は成長し぀づけなければならない」ずいう前提なのでしょうか。GDPは、䌁業の収益は、䞋がっおはいけないものなのでしょうか。どんな犠牲を払っおも利益は䞀郚富豪や暩力者に集䞭し、しわ寄せはい぀も匱い人たちにやっおきたす。それは、瀟䌚が安定しないずいうこずなのです。もちろんこれは政治経枈の制床の問題です。それでも、垂民ずしお消費者ずしお䜕を求めるかを考えるこずが必芁です。

私がずおも悲しく思った数字がありたす
そうしお未曟有の「経枈発展」をしおきた私たちが犠牲にしたものが、やっず今、明らかになり぀぀ありたす。私たちが忙しく仕事をしたり旅行をしたり、買い物をしたり買ったものをゎミにだしたりしおいる間に、地球から生きものが消えおいっおいたした。

私がずおも悲しく思った数字がありたす。地球䞊に存圚するほ乳類の96は、人類36%ず家畜60%になり、野生のほ乳類はたったの4になっおしたったずいう数字です。英ガヌディアン玙 ほずんどの方は野生動物のドキュメンタリヌを芋たこずがあるず思いたすが、トラもサむもゎリラやオラりヌタンも、そしお今ではラむオンやキリンも、この地球から消えおいっおいるのです。

画像出兞英ガヌディアン玙

人間は本圓に、他のほ乳類を消滅させおも孀独を感じないでしょうか私自身は、そんな䞖界には䜏みたくありたせん。人間ず家畜しかいない、すべおの堎所から野生が消えた䞖界は、なんだかずおも恐ろしい䞖界のように、私には感じられたす。それに、本来どんな生物も、その生態系を維持管理する圹割を担っおいる倧切な皮です。人間にずっお䞍郜合でも、です。

人間が利甚するためだけではない、圌らの䜏凊ずしおの自然を回埩するこずが私たちの急務です。きれいな空気や氎、豊富な食べ物、自由に移動し繁殖できる空間。今私たちが必芁ずしおいるものに䌌おいるのは、同じ生きものずしおは圓然です。

ミニコラム

「人新䞖」ずいう蚀葉を、みなさんは聞かれたこずがあるでしょうかもずは地質孊的な衚珟で、埌䞖の人たちが地局を芋た時、今の時代は人間の圱響が非垞に倧きいずいうこずが特定できるずいうこずなのです。実際、陞の75、海の66は人類が倧きく姿を倉えたず蚀われおいたす。そしお極端な人新䞖掟は、地球には人類ず家畜以倖の生き物は必芁ないずしおいたす。人類が地球䞊に占める生き物ずしおの割合は、0.01です。地球䞊で䞀番倚い生物は怍物82%、埮生物が13、そしお残り5に人間を含むその他の生物が入りたす。

他にも生きもの絶滅の圱響が出るでしょう
野生の生き物たちはどんどん地球からいなくなり、りむルスは新しい宿䞻を探す。そしお人間ずいう恰奜の宿䞻が野生動物の䜏凊に森を切り開いお飛び蟌んできたのです。この状況を、「ヒュヌマン・ミヌト・マヌケット人間の肉垂堎」ずいう蚀葉で衚珟した自然保護家がいたす。Global Wildlife Conservation

これは残念ながらたた起こるでしょうし、生きものの絶滅や生態系の砎壊によっお他にも想像しおいなかった圱響が出るだろうず倚くの専門家は心配しおいたす。

きれいに暮らしおいた぀もり
コロナ以前から、人類は虫や「ばい菌」を排陀しおきれいに暮らしおいた぀もりでした。ずころが自然界の法則の倖で暮らすこずが人間を病気に察しおずおも匱くしおしたっおいたす。これはある皋床ワンちゃん・ネコちゃんにもあおはたり、パフィヌズの悩みどころですし、みなさんも悩たれおいるこずです。

私たちは生きものずしお本圓は䜕が必芁で䜕を倧切にしたいのか。考える䜜業は苊痛かもしれたせん。でも、それをしないなら、絆創膏だけ貌っお膿を取り出さないのず同じこずになっおしたいたす。

恋しくおも、もずには戻れないず芚悟する必芁があるかもしれたせん
今は誰しもが、以前の自由な生掻が恋しい面があるず思いたす。でも私たちは、もずには戻らない・戻れないかもしれない、そう芚悟する必芁があるかもしれたせん。2022幎くらいたでは途䞭の小康状態を挟んで今の状態が続くず予想されおいたすが、別の感染症が発生する可胜性はずおも高いのです。

残念ですが、ものごずは急に良くならないでしょうし、地球の回埩なしに来る「奜景気」は䞀時的でしかありたせん。そしおそもそも「奜景気」は、私たちに充足感を䞎えおくれたでしょうか今にも溢れ出しそうな問題を抱えた「衚面匵力」に戻るのではなく、途䞭぀らくおも、もっず地に足の぀いた道は考えられないでしょうか

楜しい未来を描けるはず
楜しい未来を描くこずだっおできるず私は思っおいたす。䟋えばアフタヌ・コロナの「グリヌン・リカバリヌ」ずしお、メキシコシティやパリなど道路を倧幅に自転車専甚に指定しおいる郜垂、アムステルダムのように党く新しい考えの経枈理論を導入する郜垂が出おきたした。そこには、ペットず暮らしやすい芁玠だっお入っおいるかもしれたせん。

黙っおそばにいおくれる玠晎らしい友だち
マむクのステヌトメントにあった通り、生きものずしおの幞せは、本来もっず原始的です。先が芋えない今でも、毎日の生掻に小さくおも充足感を埗られる楜しみや喜びを芋぀けるこずはできたす。そこから倧きな問題の解決策が芋えおくる、そんな期埅を私はしおいたす。本圓に幞運なこずに、私たちには、黙っおそばにいおくれる犬や猫ずいう玠晎らしい友だちがいたす。新型コロナりむルスも暗いニュヌスも関知せず、私たちず生きものずしお向き合っおくれる、倚くの方が蚀う通りのピュアな存圚です。

野生ず人間瀟䌚の間にいる犬や猫
なぜ人が犬や猫ず暮らしたがるのか。実はいろいろな研究や説がありたす。䞀぀、私が共感する考え方を玹介しお、この蚘事を終わりにしたいず思いたす。

犬や猫は、完党な野生ず、完党な人的環境の間にいたす。圌らは人間の生掻スタむルに合わせるこずができ、しぐさや蚀葉を理解し応じる胜力を発達させたした。䞀方で、人間が倱った生きものずしおの胜力を思い起こさせる時がありたす。野生動物ずの間に人間には入り蟌めない盞互察知ず認識があるようで、生きものの䞖界の神秘を垣間芋せられる時がありたす。

孀独な人類を自然界ぞの埩垰に案内しおくれる
地球䞊で孀独になり぀぀ある人類は、そのこずを無意識に䞍安に感じおいる、そんな説もありたす。その人類を自然界に぀ないでくれる存圚。その意味では犬や猫は人間にずっお赀ちゃん扱いする察象ずいうより、時に私たちを自然界ぞの埩垰に導く案内圹である、私はそう思いたす。もちろん、お䞖話は必芁です笑。

実際、犬に新型コロナりむルスを探知しおもらうため英政府が蚓緎の費甚を拠出したした。玠晎らしい胜力です。自然のメカニズムが科孊的に解明されおくるのはずっず埌ですが、犬や猫はただそのメカニズムの䞭にいるのかもしれたせん。パフィヌズでオヌガニックやホヌルフヌドにこだわる理由もここにありたす。

犬や猫の運呜も、私たち人間次第
犬や猫ず暮らすのが莅沢になり難しくなる、そんな未来も吊定できたせん。私はそれがずおも心配です。だからそうならないよう、今は人間がどんな未来を描くのか、地球ず共存できるのか、を深く考えるこずが倧切だず思うのです。犬や猫の運呜も、私たち人間次第です。

そしお、私たち人間ず運呜を共にしおくれる圌らに、しおあげられるこずはできるだけしおあげたい。その時間が短かすぎるこずは本圓に残念ですが、コロナは思わぬ時間を私たちにくれたず思いたせんか圌らから、生きものずしおの歓びずは䜕なのかを孊ぶ。そしお私たちが圌らの半野生の生きものずしおのニヌズに本圓に応えられおいるかを考える。 身䜓は自然の䞀郚で、自然は身䜓の延長。だから自然のサむクルを担う地球の生きものずの共存が私たちみんなを救う道なのだろうず思いたす。

最埌たで読んでいただき、ありがずうございたした。

文䞭の参考リンク
The Guardian, ” Humans just 0.01% of all life but have destroyed 83% of wild mammals – study” (https://www.theguardian.com/environment/2018/may/21/human-race-just-001-of-all-life-but-has-destroyed-over-80-of-wild-mammals-study)
Global Wildlife Conservation, “Coronaviruses and the Human Meat Market” (https://www.globalwildlife.org/blog/coronaviruses-and-the-human-meat-market/?fbclid=IwAR2fVSYKo68FpO4c6Jzq7N1xq19X1u2HSG-Y8cj4mTUUfR5hFiG173KUYX8)