オーガニックコットンをきっかけに気づいた、本来の感覚|More than us

オーガニックコットンをきっかけに気づいた、本来の感覚|More than us

初めまして、アメリカのオーガニックコットンブランド 『S.O.S. from Texas』 の輸入代理店を展開しており、Puffy’s Natural Lifeさんとも、サーマルブランケットやエコバッグなどで、コラボレーションをしている、オーガニック仲間としてお付き合いをさせてもらっている宮本と申します。この度、こんなご機会を頂き、うれしく思います。あらためて、オーガニックに向き合い、想いを綴ってみようと思います。

食べるオーガニック・身に着けるオーガニック

オーガニックコットンといえば、3年以上農薬や化学肥料を使っていない農地で、遺伝子組み替えではない種子で栽培されたもので、他のオーガニックの植物と同じく、環境(土壌)や、生産者を守る栽培方法です。ただ、着る人への影響はというと、ぼくの知る限りですが、オーガニックではないコットンでも製品になった状態では人体には影響がない、ほとんどないと言われています。ここが、口に入れるオーガニックの食品とは違う点。オーガニックの食べ物は、明らかに美味しいし、明らかに身体が喜ぶ。そして、地球にも生産者にも優しいとなれば、値段的は高いといっても、生産者さんたちの手間のかかる作業やこだわりも思えば、オーガニックなものを当然選ぼう、となります。では、一見身体に特に影響がないように見えるオーガニックコットンは…?

本能が求めるオーガニックの気持ちよさ

それでもとにかく、地球や生産者を守ろうというスピリッツを持って、携わってきました。そうして、オーガニックコットンに触れ続け、年月を経た最近、自分の感覚でわかってきたことがあります。気持ちの良い日や、リラックスしたいとき、そして疲れているときや体調がよくないときに、意識せずにオーガニックコットンを選んでいる自分がいました。着心地以上の自分の本能みたいなものが、求めているんだと気づいたのです。そして、まわりの近しい仲間も同じ感覚をもっていることが分かりました!(ぼくは遅い方でしたが、、)

オーガニックコットンが思い出させてくれた「本当の感覚」

現代は科学的根拠が判断の主流になっていると思いますが、自然界において、まだ科学で証明できないものはたくさんあります。昔のひとびとは、感覚を研ぎ澄ましながら自然や動物と接し、人間の良き知恵を生かし、衣食住と自然に感謝しながら共存してきたんだなと、自分の感覚で気づくことができたのです。

オーガニックコットンは間違いなく、ぼくたちに、そして地球にとっても、気持ちのいいものなのです。

ぼくたちが生まれ持った、もしかしたら、忘れかけ始めてしまっているこの感覚。オーガニックコットンを通して気づけて、ほんとうに良かったと思っています。オーガニックは、大自然の景色のように、美しく、愛おしい。本能に響いて、ありがとうってなる。現代のぼくたちは、便利に甘えて、随分、自然に対して、ひどく負担をかけてしまっている。動物に対してもそう、見渡す限り、人中心になってしまっている。まさに、「自分たち以上(More Than Us)」に全ての生き物の命は尊い、という想いのある社会にしなければならないと強く思います。

ぼくたちの知恵を使って、できることから、少しずつ、恩返しを重ねていかなくちゃって日々、意識しています。感謝しながら、楽しみながらね!